映画「ヴィーナス」

「ヴィーナス」という映画、ご存知でしょうか。

「ヴィーナス」というのは、2006年に制作されたロジャーミッチェル監督、ピーター・オトゥール、ジョディ・ウィッテカー、ヴァネッサ・レッドグレーヴなどが出演したイギリス映画です。

この「ヴィーナス」は、95分という小品ではありますが、見る人に様々なことを考えさせてくれる珠玉の作品に仕上がっています。

「ヴィーナス」中でピーター・オトゥール演じるのは、もういい老人であるにもかかわらず、自分の孫くらいの娘に心を奪われて翻弄させられ、時には涙し、時にはコメディ的な部分もあり・・・という、「老い」をシリアスかつユーモアも交えながら考えさせてくれる、秀作となっています。

ピーター・オトゥールといえば、往年の二枚目俳優というのが相場なのですが、この「ヴィーナス」という作品中でもそういった設定になっています。若き日のオトゥールの精悍、かつなまめかしい写真も少しだけですが出てきます。

中高年、そして若い方にも、老いというものに向き合ってみる・・時に身につまされるシーンもあったりしますが、シリアスばかりではなく、こんな老人や恋もあっていいではないか・・と最後はほっとなごめるよい作品ではないかと思います。